小峯御鐘ノ台大堀切

小峯御鐘ノ台大堀切(こみねおかねのだいおおほりきり)は、本丸へと続く八幡山丘陵の尾根を分断して構築されたものです。空堀としては全国的にも最大規模

【POINT】
 この遺構は、慰霊塔側にある東堀、現在は道路になっている中堀、西側にある西堀の三本の空堀で構成されています。
 当時の様子が最も良く残っている東堀は幅が約20 ~ 30m、深さは土塁の頂上から約12m あり、堀の法面は50 度という急な勾配で、空堀としては全国的にも最大規模

【総構え】
北条氏は、豊臣秀吉との合戦に備え、天正18年(1590)までに小田原城とその城下を囲う周囲約9kmにも及ぶ大規模な空堀と土塁を築きました。
散策路として整備され堀底を散策できる「小峯御鐘ノ台大堀切東堀」や「早川口遺構」、「蓮上院土塁」など、現在も各所に総構の名残を示す堀や土塁の痕跡が残ります。

● 観光スポット情報

住所 神奈川県小田原市城山3-30
電話 観光課 0465-33-1521
最寄駅 小田原駅から徒歩25分
 
 

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